1.上塗り塗料の密着性を高める効果下塗りを行わずに、上塗りをしてしまうと塗料と塗装面の密着が弱くて
簡単に剥がれてしまうことが考えられます。
塗装が剥がれた部分から雨水などが浸入して、構造材が腐ってしまう原因となります。
剥がれを起こさないためにも下塗りを行い、塗料と塗装面を高い強度で密着させる必要があるのです。
2.塗装面を整える効果
次に塗装した後塗装面の滑らかさを保つ必要性が挙げられます。
下塗りを行わずに上塗りをしてしまうと、上塗り塗料が上手く塗装面に密着していないため
その部分だけ剥がれてしまい凸凹してしまいます。
見栄えも悪くなり、塗装直後の滑らかさが失われてしまいます。
3.上塗り塗料の機能を発揮させる効果
最後の3つ目は、上塗り塗料の耐久性を100%発揮させる必要性があるためです。
上塗り塗料には高い耐久性があり、紫外線や雨・風に耐える強度を持っています。
しかし下塗りをきちんとしていなければ、上塗り塗料の密着差にムラができてしまいます。
このことによって屋根や外壁の強度にもムラができてしまい
外部の刺激に耐えきれなくなってしまい建物にトラブルが引き起こされてしまいます。