自宅の屋根を草屋根にリフォームをしたい場合、何か制限はあるのでしょうか。
草屋根にリフォームを行うにあたって問題になるのは屋根の勾配です。
草屋根は屋根に土や植物を植えるため、土が流れてしまわないような
緩い勾配の3寸勾配がいいとされています(^^)
土が流れることを抑える土留めの設置や、土を使用せずに保水マットを採用した場合は
3寸勾配でなく、もう少し勾配がある屋根でも対応することができます。
保水マットは、最大で15寸勾配まで草屋根にリフォームすることができるため
勾配が急な住宅の方は保水マットを採用するといいでしょう。
草屋根による屋上緑化については、屋根材や形状に制限はありませんが
草屋根は内部に水を含む必要があるため、面積あたりの重量が多くなることがあり
水やりした後・雨が降った後は屋根重量が増加してしまいます。
そのため建物の強度が不足している場合は、補強工事が必要になってきます。