リフォームを検討するときに気になるのが、やはり費用のことでしょう。天井断熱リフォームにかかる費用は施工面積以外にも
施工内容によっても大きく異なってしまうのです。
費用の相場・断熱材の種類と価格について確認しましょう(^^)
1.天井を剥がす・剥がさない
同じ工法だとしても、天井を剥がして施工を行う場合と剥がさない場合とでは費用も違ってきます。
●天井を剥がす‥約40~90万円
●天井を剥がさない‥約15~50万円
この金額が目安の相場になっています。
リフォームをする前に、天井を剥がす必要があるのかどうかを確認しましょう。
2.施工別の費用相場
上記で2つの施工方法をお伝えしましたが、工法を度落ちらにするかによっても費用は変わります。
敷込み工法の場合は、比較的費用を安く抑えることができるのですが
隙間が生じてしまったら上手く効果を発揮することができません。
吹込み工法の場合は、専門業者にしか施工することができないため費用は高くなってしまうのですが
施工面で融通がききやすいというメリットがあります。
どちらの工法がいいのかは小屋裏の状態によっても異なるので、業者と相談して決めましょう。
3.断熱材の特徴と価格
断熱材は繊維系・発砲プラスチック系の2種類があります。
主に天井断熱の施工に使用されるのは繊維系で
発砲プラスチック系は床断熱の際によく使用されています。
繊維系は発砲プラスチック系と比べると安いため
天井断熱は住まいの断熱リフォームの中でも低コストで抑えられることができます。
天井断熱に使用される断熱材の種類ですが
●グラスウール
●ロックウール
●セルロースファイバー
グラスウールはガラス繊維でできている断熱材で
【法定不燃材としての指定を受けている】
【湿気を吸い込まないため重みが増さない】
などの理由から天井断熱に向いていて価格も安いことからよく採用されています。
このグラスウールと性能・価格が近い断熱材がロックウールです。
この2つはほとんど同じなことから天井断熱ではどちらかで施工されていることが多いでしょう。
ロックウールは、鉱物からつくられる石綿の一つでグラスウールよりも少しだけ防火性に優れています。
セルロースファイバーは天然繊維でできた断熱材で
グラスウール・ロックウールと比べると価格は少し高くなっています。
性能にはあまり変わりないのですが、新聞紙をリサイクルして使用しているため環境に優しいです。