リシンとは、モルタル外壁の仕上げ材として用いられている表面化粧材のことを指します。骨材である細かく砕いた石や砂に、樹脂・セメント・着色剤を混ぜたものを吹き付けて施工するので
表面がザラザラと下感触になります(; ・`д・´)
比較的安価な仕上げ材のため新築住宅に多く採用されていて歴史も古いです。
現在のアクリル樹脂素材が確立された1960年~1980年代にかけて
最も一般的なモルタル下地仕上げ材として日本に広まりました。
リシン仕上げ
リシンによって施工された外壁は、混ぜ込まれた細かい骨材によって落ち着いた外観にすることができ
和風住宅などに相性抜群といわれています。
耐用年数‥およそ8年程度
スタッコ仕上げ
スタッコ仕上げは、合成樹脂エマルションなどにセメントや骨材とされる大理石や砂などを混ぜた原料を
コテやローラー、または吹き付けによって施工した仕上げ方法を指します。
リシン仕上げと比べると厚く塗装されているため立体感のある外観にすることができます。
耐用年数‥およそ10年程度
吹き付けタイル仕上げ
けい砂・寒水石・軽量骨材などの原料と樹脂を混ぜ合わせて、タイルガンと呼ばれる塗装機で吹き付けたものです。
また吹き付けた後にローラーで表面を押さえる押さえ仕上げという施工方法もあります。
耐用年数‥使用される樹脂によって異なる