1.下地と上塗り塗料の密着度を高くする密着性がほとんどない中塗り塗料と上塗り塗料。
その2つの塗料を外壁としっかりと密着させて、長持ちする外壁塗装に仕上げるのが下塗り塗料です!!
つまり下塗り塗料は接着剤として、2つの塗料が外壁から剥がれてしまうのを防ぐ役割をしているのです。
ただし、下塗り塗料の使用料が不十分だとしっかりと密着させることができないため
外壁の劣化が激しい場合は下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要になってきます。
2.上塗り塗料の下地への吸い込みを防ぐ
外壁に発生したヒビ割れなどによって上塗り塗料が下地に吸い込まれてしまいます。
吸い込まれてしまうと長持ちさせるのに必要となる「厚み」を付けることができなくなってしまい
その結果上塗り塗料の厚さにムラができてしまい見栄えが悪くなってしまいます。
そして塗装が薄くなった箇所に不具合が発生したりしてしまうのです‥
このような事態にならないために防いでくれるのが下塗り塗料なのです!!
3.塗装の機能を向上させる
下塗り塗料には様々な機能を持っているものがあります。
「下地表面を固める機能」「防カビ機能」「防サビ機能」「遮熱機能」などなど‥
また下地の種類・傷み具合、使用する上塗り塗料に合ったものを使用することで塗装の効果を活かすことができます。
4.新しい色を最大限に映えさせることができる
下塗り塗料は塗装前の色を覆い隠す性質も持っています!!
濃い色だった外壁を淡い色にしたい場合は
白色の下塗り塗料を下地にたっぷりと塗って塗装前の外壁の色を隠してしまいます。
こうすることで新しく塗装した色がキレイに鮮やかに映えるのです。