日程を合わせることが面倒だからと自分で点検をしようと思われる方もいらっしゃいますが自分で点検することには大きなデメリットがあるのです。
その① 事故の危険性
屋根の点検を行うには屋根に上がる必要がありますが、あなたが上がることはオススメできません。
それは屋根に上がり慣れていない方が上がることは非常に危険だからです。
屋根の上は思っている以上に高く、傾斜もあるので足場が不安定‥
そして屋根材を傷つけないよう気を付ける必要があり、屋根の状態を自由に動き確認することが難しいです。
「高所」「不安定」「未経験」という条件が揃っていることで
点検中に屋根から転落してケガをしたり、最悪の場合は命を落とすことにもなります。
その② 業者にしかわからないことがある
屋根についても知識がないと、たとえ屋根に上がれたとしてもわからないことがたくさんあるでしょう。
ヒビ割れを発見してもそのヒビ割れの深刻さがどの程度のものなのか、知識がなければ判断することは難しいです。
「まだ大丈夫だ」と思っても、業者は「雨漏りの危険性がある」と判断することもあります。
自分で点検したいという気持ちはわかりますが、しっかりと知識を持っている業者に依頼することが一番です!!
その③ あなた自身が屋根を傷つけてしまう
屋根に上がり普通に歩いてしまうと問題のなかった屋根材を傷つけてしまう恐れがあります。
スレート屋根という薄いセメントでできている屋根材は、気を付けなければ
人が踏んだだけでも割れてしまうため、業者が上がる際もすごく慎重です。
また、屋根の下地となる野地板は湿気や雨漏りで傷んでしまっていると柔らかくなっていることがあるので
屋根に上がった際、抜け落ちてしまう可能性も考えられます。
自分自身で大切な屋根を傷つけたりしないように必ず業者に依頼するようにしてください。