詐欺① 火災保険の詐欺手口は‥「無料」をやたらと強調してくる
火災保険を利用して屋根工事を行う業者は多くいますが「無料」という言葉を
やたら協調してきたりする業者には注意しなければなりません。
無料と言っていますが、必ずしも無料になるワケではありません!!
火災保険を利用するには、火災保険側で保険適用かどうかを鑑定人に見てもらう必要があります。
この鑑定人の「OK」が出て初めて保険の適用ができることになります。
鑑定は屋根工事を施工する業者による鑑定ではなく、保険会社が派遣した鑑定人になるため
業者が「無料で直すことができますよ」の言葉は全くあてにならないのです。
予防策
火災保険を利用して屋根工事を行う場合は、業者の言葉を信じるのではなく
必ず鑑定人に建物を鑑定してもらい工事を検討するようにしましょう。
鑑定を待ってくれない業者は悪徳業者の可能性が高いです( ゚Д゚)
鑑定を待ってくれない業者とは絶対に契約をしないようにしてください。
手口は‥保険外の工事で追加費用を請求
火災保険を適用する場合、火災保険会社にもよりますが20万円以上の工事でなければ
保険料がおりてこないことが多いです。
また、火災保険のプランによっても異なってきます。
保険内で収まる工事ならいいのですが、保険外の工事を次々に契約させようとしてくる業者もいます。
その結果自己負担0円でできた工事が数十万や数百万の自己負担になってしまうこともあります。
予防策
火災保険を利用して屋根工事を行う場合は、どのプランに加入していて
どこまで保険料が出せるのかを確認してから屋根工事を行うようにしましょう。
詐欺② 屋根修理の詐欺
手口は‥何度も細かい修理をする
屋根の修理は少額なものが多く、一度で直せるものを少しずつ直して信頼を高めていきます。
信頼を得ていることから大きな工事を契約してもらうことが簡単にできたり
「この業者なら任せられる」と追加工事を次々と契約してしまう方もいらっしゃいます。
予防策
屋根の修理工事に入る前にきちんと屋根の状態を見せてもらうようにしてください。
状態がわからないまま話すのではなく、状態を理解したうえで話すことができれば
どのような修理が必要なのかが明確にすることができて何度も工事する必要はなくなるでしょう。
手口は‥原因を特定せずに雨漏り工事をする
屋根修理の中で一番多いのは雨漏りの修理工事になります。
しかし雨漏り原因の特定をせずにここだと思う箇所をコーキング材で埋めたりすることで
雨漏りの再発・大きな雨漏りに発展してしまうのです。
そして何度も雨漏りを直すことになるので初めの費用の3倍や4倍に膨らんでしまうことになります。
予防策
雨漏りを直したと思っても再発しやすい工事のため
きちんと調査を行い雨漏りの原因を突き止めてから施工してくれる業者を選ぶようにしましょう。
詐欺③ 屋根のリフォームの詐欺
手口は‥必要のない工事をさせようとする
屋根のリフォームは屋根全体の工事する大掛かりなものです。
屋根材・防水シート・野地板などの交換で費用は数十万から数百万かかることもあります。
他にも必要ない耐震工事など様々工事を進めてくる業者もいます(*_*)
お住まいに必要な工事を提案してくれているならいいのですが
少しでも利益を得ようとして業者本位の提案をしてくることが多いです。
予防策
屋根のリフォームを行う前に必ず”希望は何か”を明確にしておくことです。
明確にしておくことで必要のない提案をされても断ることができます。