天窓は様々なメリットがあるとされているのですが、魅力的な部分ばかりではありません。設置する際にいくつか注意点があり、注意点を守らなければ雨漏りを引き起こしてしまう可能性があります。
注意事項を確認しましょう!!
1.メンテナンスが困難
壁面に設置された窓のメンテナンスは簡単なので、不具合が生じた際すぐに対処することができます。
しかし天窓で不具合が起こった際は、自分でメンテナンス・修理を行うことは難しいです。
また普段の掃除に関しても難しいとされています。
天窓を掃除するとなると大きな脚立が必要になり、外窓を掃除するには屋根に上がらなくてはなりません。
2.天窓を設置した部屋が暑く・寒くなる
天窓から直接入ってくるのでその部屋が必要以上に暑くなってしまうデメリットがあります。
また瓦屋根の場合は、瓦が吸収した熱が入り込んでくる可能性が高まります。
反対に冬の場合、天窓部分から外に熱が逃げてしまい部屋が暖まりにくい可能性が出てきます。
最近は遮熱効果のあるガラスが登場しているので、暮らしやすいように工夫するといいでしょう。
3.雨漏りの可能性が高まる
天窓は屋根の一部に穴を開けて設置します。
そのため構造上、何もしていない屋根面と比べると雨漏りが起こる可能性が高くなります。
もちろん各種メーカーは天窓に工夫を凝らしていて、雨水が入り込まないように設計しています。
もしも雨漏りを起こしたとなれば保証が適用される場合があるので、保証内容を確認しましょう。