先ほどもお伝えしましたが、耐震補強と断熱工事は高額になってしまいがちです。中古住宅を購入する際はこれらの機能が損なわれていないかをチェックすることが大切になります。
どこをチェックするべきなのかをまとめました。
耐震性のチェックポイント
耐震性のポイントになるのが、1981年の新耐震基準以降に建てられたかどうかです。
しかし1981年以前でもしっかりと耐震補強されている建物もあったり
1981年以降の建物でもメンテナンス状態が悪いと腐食・シロアリの被害によって
構造や土台が劣化して耐震性が落ちていることがあります。
耐震性を見極めるには屋根・外壁・柱・梁などの構造部分、床下、壁の内側の筋交いのチェックが必要です。
断熱性のチェックポイント
断熱性の大きなポイントになることは1999年に施工された次世代省エネ基準です。
これ以前の建物は十分な断熱がされていない可能性が高くなっています。
中古住宅の断熱性を見極めるには屋根裏・壁の内部・床下に断熱材が入っているかどうかや
窓の構造などをチェックするようにしましょう。
以上のことが「耐震性」と「断熱性」は安全で快適な住まいの条件として重要なチェックポイントです。
見えない部分が多いので中古住宅の購入については、住宅のリフォームに詳しい業者に相談して
住宅診断を受けることをオススメします(^^)