1.屋根屋根の重さによっては、地震の際の揺れが増幅したり屋根材が落下してくる危険性があります。
そこでポイントになることが屋根の軽量化です。
重量が軽く、割れや落下したりしない屋根材に葺き替えることで
地震のときの被害を軽減することができるとされています。
2.柱
一般的な木造住宅の場合、柱の補強は重要とされていて柱と土台・柱と梁をつなぐ部分を金具で補強します。
また、湿気による腐食やシロアリの被害などがあればその部分を取り除いて
新しい木材でつなぎ金具で固定します。
3.基礎
1981年の新耐震基準以前に建てられた住宅の中には、基礎が弱いものがあり
このような場合は鉄筋入りのコンクリートによる補強を検討しなければならない場合があります。
また地盤が緩い場合は、地盤の改良や建物の下へのくい打ちが必要になることもあります。
4.壁
一般的な日本の戸建て住宅に多い在来工法は、横揺れに弱いとされています。
そのための補強策として、構造用合板という板を柱や土台に打ち付ける対策をすることがあります。
その他にも柱とは梁の間に筋交いを入れて補強するという方法もあります。