メリットの多い増築ですが注意点もあるので確認しましょう。1.建築基準法に抵触してしまう恐れがある
増築には建築基準法が適用されます。
建築基準法は増築部分だけでなく既存の建物部分にも適用されるので
既存の建物と増築部分を合わせて、計画しているリフォームが適法なのかを確認しなければなりません。
特に注意が必要なのは1981年以前の建物を増築する場合です。
この年に【建築基準法施行令改正】が施行されて、耐震基準が新しくなりました。
そのため建物すべてを改築しなければ耐震基準に抵触してしまい違法となってしまう可能性があるのです。
この場合建て直しと変わりなくなってしまうので事前にいつ建てられたものなのかを確認しておきましょう。
2.10㎡を超える場合は確認申請が必要になる
確認申請とは自治体へ増築する旨を事前に申告することを指します。
10㎡を超えるリフォームでは確認申請が必要になってきます。
確認申請には費用もかかりますので、リフォームリフォームの際にあわせて業者に相談してみてください。
3.増築してから雨漏りしてしまうことがある
増築は既存の建物に新しい建物部分を取り付けるため接合部分ができてしまいます。
この接合部分から雨漏りや腐食を引き起こしてしまう可能性があります( ゚Д゚)
接合部分は徹底したコーキング処理と板金処理を行って対処するのですが
不具合が起こってしまう可能性がゼロとは言えないでしょう。