収納スペースを設ける時は、北側の壁際を避けましょう。日照の少ない北側の外壁面の内側は結露しやすく、小さな空間として区切ってしまうと
さらに結露してしまい湿気やカビが発生しやすくなってしまいます。
このような理由から収納スペースを設ける際は北側の壁を避けなければならないのです( ゚Д゚)
どうしても間取りの選択が限られるという場合は、壁の断熱工事はもちろんのこと
以下のポイントをいくつか組み合わせて結露や換気の対策をしっかりと行う必要があります!!
1.換気と調湿素材で湿気対策をすること
まず1つ目のポイントは換気です!!
風を取り入れるためには扉を通風タイプのものにしましょう。
そしてと扉に加えて、収納の壁・天井には調湿効果のある内装材を使用することが望ましいです。
代表的なものは珪藻土や漆喰が挙げられます。
この他にも吸湿性のある杉などの無垢の羽目板をはる方法や
調湿・防カビ性能を持たせた壁紙や塗り壁のような質感のボードタイプの壁材などがあります。
内装材の種類によっては性能・施工方法が異なるものもあるので業者と相談して決めましょう。
2.大きな収納には窓や換気扇を設けること
2つ目のポイントは、大きな収納には窓をつくるか換気扇を設置することです。
窓と換気扇と通気扉を組み合わせれば収納の中に風の通り道をつくることができて、収納内の風通しがよくなります。
窓をつくる場合、ガラス部分が結露しやすくカビの発生に繋がってしまうのできちんと結露対策をしましょう。
窓からの日光で色褪せを防ぐにはブラインドが必要となりますが、フィルムを貼る方法もあります。