ガルバリウム鋼板の屋根材には、塗装によって遮熱機能を持たせた商品があります。
この遮熱機能が暮らしやすさに影響するのですが、まずは「遮熱」についてお伝えしますね♪♪
遮熱は家の中で快適に過ごすための熱対策ということから
断熱と同じだと思われがちですが‥実は遮熱とは異なる機能なんです( ゚Д゚)
違いは、住まいの断熱は屋根裏や壁などに断熱材を入れることで内外に伝わる熱の量を減らします。
断熱材は熱を吸収して保温効果を保つのですが、表面温度の上昇を抑えることはできません。
しかしこれに対し遮熱は、太陽光のエネルギーを反射させて熱を発生させにくくします。
このことから屋根に遮熱塗装が施されていれば、屋根の表面温度が上がりにくくなって
夏の暑い日には室内の温度が高くなることを防いでくれる効果があるのです。
「冬は寒くなるんじゃないの?」と疑問に思われた方、安心してください!!
冬は夏よりも太陽の高度が低くなって屋根への照りつけが少なくなるので、遮熱の影響はあまりありません。
太陽は夏に高い高度で屋根に照りつけるため遮熱機能は夏に効果を発揮するのです。
ガルバリウムの塗装銅板には、太陽光に含まれる熱線の約半分を反射させる性能を持つものも登場しているので
省エネ効果に期待することができるでしょう。