台風が近づいてくると強い雨と風が建物に吹きつけます。暴風域に入れば風速は25m/s以上になってしまうことも‥( ゚Д゚)
これは何かにつかまらないと立っていることができないほどの強風のため
屋根にもかなりのダメージがかかっていることがわかっていただけるかと思います。
そんな台風に強い屋根にするためには
「屋根材の耐風性能」と「防水性能」と「重量」が重要になってきます!!
それぞれについてお伝えします。
屋根材の耐風性能
屋根が強風を受けると屋根材のめくれ・剥がれが起こり、雨漏りが発生してしまうことがあります。
そして風にあおられた屋根材が剥がれて飛散してしまうと、近隣の建物・車にぶつかってしまったり
最悪の場合は人にぶつかってしまう危険性も考えられます‥。
このような事故を防ぐためにも、強風でも変形しない頑丈な屋根材を選び
ズレ・飛散することがないようにしっかりと固定できる工法で設置しなければなりません。
防水性能
台風が接近すると様々な方向から雨が吹き込みます。
そのためどの角度からの雨にも耐えられるように、建物上部を隙間なく覆ってくれる屋根材と工法を選びましょう。
また雨漏りを防いでも屋根材に剥がれ・ヒビ割れがあればその箇所から雨水が浸入してしまい
建物全体を劣化さしてしまう恐れがあります。
防水性はもちろんのこと、耐久性と耐蝕性についてもチェックするようにしましょう。
重量
強風によるズレ・飛散を防ぐためには、より重たい屋根材を選べばいいと思われるかもしれませんが
風速25m/s以上の台風は、一番重たい瓦でさえも吹き飛ばしてしまうことがあるので
重たい=安全だとは言い切れないでしょう!!
台風による被害を防ぐにはある程度の重さを考慮するだけでなく、屋根の下地へ固定するための工法も重要になります。