耐水性・防汚性・防カビ性・防菌性・防臭性の5つの機能を備えたものがトイレの床には適しているのですがこの条件を兼ね備えた床材としてトイレのリフォームの際に採用されているものがあります。
それぞれどのような特徴があるのかをお伝えします(^^)
1.クッションフロア
クッションフロアは名前の通り、クッション性に優れた塩化ビニル系の床材です。
長尺のシート状製品で表面は好みに合わせて木調・石目などの模様にすることができ
塩化ビニル系のため水に強く汚れも簡単に落とすことができます。
また、加工が容易なことからDIYでトイレの床をリフォームする際に広く用いられています。
2.合板フローリング
合板フローリングはスライス上の板を重ね合わせた板材で
板が反る方向を各層で互い違いにしているので、変形しにくい木製仕上げ材です。
現在床材の中で最も流通していて、一般家庭で採用されているのがこの合板フローリングになります。
しかしアンモニアで変色しやすく水に対しても弱いため、常に掃除やメンテナンスを行う必要があります。
フローリングには無垢フローリングというものもあり、木材の長所を最大に引き出す材料ですが
合板フローリング以上に変色しやすく水に弱いため、トイレの床材としては向いていません。
3.タイル
タイルは昔から水周りの床材として採用されてきました。
アンモニアや水に強く、汚れも簡単に落とすことができるのでトイレの床材に適しています。
床用タイルには石器タイル・磁器タイルがあり、それぞれ釉があるタイプとないタイプがあり
釉を塗ったものは汚れが落としやすく、ないタイプのものは磨くことができます。
しかし素材のタイル自体に防水性があるとはいえ
タイル張りとしてみた場合には防水性能を有しているわけではありません。
劣化した目地から水は下へと浸透していきます。