かつて防犯を目的とするフェンスを設置する場合、外部からの侵入を防ぐために高さのあるフェンスが主流でした。
しかし近年では、外部からの死角を設けることで不審者が侵入しやすいということから
外部からの見通しを良くした方が防犯の対策になるとの考えが一般的になってきています。
このようなことからブロック塀や板塀よりも、ある程度見通しのきくフェンスの方が防犯に適しているのです。
どれぐらいのものを設置すればいいのでしょうか(; ・`д・´)
人目がない隙にパッと浸入することのできる高さでは困りますが
高すぎても住まいに対して圧迫感があり快適な環境を保つことができません。
防犯性と住環境のバランスを考えると1.5~1.8mの高さが防犯性には適してると言えるでしょう。
この高さをより生かすためにはフェンスの形状にも配慮しなくてはなりません。
横縞のボーダータイプ・枡目の洗い格子のフェンスは、よじ登る足掛かりになってしまうため防犯には適しませんが
縦格子のタイプ・枡目の細かい格子のフェンスはよじ登ることが難しいので防犯に向いています。