●日光による変色紫外線や排気ガスによって白く変色してしまっている場合は、早急に対処しなければなりません。
これらの理由による変色は、塗膜そのものの劣化が進行していることが考えられます。
そのため塗装による外壁の防水が不十分な可能性が高く、腐食や雨漏りが起こりやすくなっています。
何もせずに放置してしまっていると腐食が建物内部にまで進行してしまい
壁の修繕・柱の入れ替えが必要となり大掛かりな工事になってしまいます。
●コケやカビによる変色
コケやカビに関しては、高圧洗浄や薬品を用いた洗浄で色が戻るかで判断します。
洗浄で元の色合いに戻れば塗膜の劣化はあまり進行していないので
いそいで塗装工事を行わなくてもいいでしょう。
●施工不良による変色
変色・剥がれなどのトラブル対策として、施工会社が独自に保証を行っていることがあります。
保証期間内に何かトラブルが発生したらすぐに連絡をして再施行を行ってもらいましょう。
期間が過ぎてしまっている場合でも塗装が変色・剥がれてしまっているなら
塗装による表面保護が失われていることがあるので、早めに対処しましょう。
●サビによる変色
金属製の設備からサビによる変色が発生した際は、基本的に塗装そのものが劣化している可能性は低いです。
サビ除去剤などを用いて洗浄すれば元の色にすることができるでしょう。
ただ、サビによる変色が発生している場合は建物外部に取り付けられている金属部分が
腐食してることが考えられるため外壁でなくその部分に対する処置が必要となるでしょう。