外壁は一般的にサイディングと呼ばれるボード状の外壁材や
砂とセメントを混ぜたモルタルなどの外壁材を一番外側に使用します。
そして外壁材の継ぎ目部分には、気密性や防水性を持たせるために
隙間をコーキング(シーリング)と呼ばれる目地材で充填したうえで、塗装を施し防水性を高めています。
外壁を構成する素材には耐用年数が設定されているものもあるのですが
立地条件や環境によって外壁の劣化状況は異なります。
寒冷地や塩害のある地域では、外壁の隙間から侵入した雨水・塩分にが
ヒビ割れや劣化を早める原因として挙げられています。
耐久性とは、劣化に対してどれだけ長い期間の使用に耐えることができるかの性能を指しますが
外壁の耐久性は素材の耐久性や外壁の工法の違いに加え
住まいの状況にも左右されることから、各住まいによって異なります。