中古マンションを断熱リノベーションする際には床・壁・天井・窓といった箇所を断熱していくことがポイントになります。
●断熱ボード・グラスウールを用いた断熱
壁や天井は断熱効果を持つボードを可能な限り、隙間なく張っていくことで断熱性能を高めることができます。
他にも下地の間にグラスウールの断熱材を敷き込む工法もあります。
一般的にはグラスウールの断熱材の方が安価とされています。
グラスウールは形状を変えやすいため、既存の下地材の間などに設置する際は
グラスウールの使用が適しているでしょう。
施工費用の相場は1部屋(6畳)あたり‥約5~10万円程度です。
断熱性能は断熱材の継ぎ目で落ちてしまうと言われているため
しっかりと断熱するために断熱ボードを二重張りするという工法もあるんです!!
断熱ボードを使用した際の施工費用相場は‥約10~30万円程度です。
床下の断熱では断熱ボードを用いた断熱が一般的ですが
床下断熱の費用相場は‥約5~10万円程度とされています。
●発砲ウレタンを用いた断熱
中古マンションにおいては他にも発泡ウレタンを用いた断熱リノベーション方法もあります。
この場合は壁全体に発泡ウレタンを吹き付けて施工します。
吹き付け断熱をしただけで下だけで部屋の温度が5℃変わると言われています!!
吹き付け工法での施工は1部屋(6畳)あたり‥約30~40万円程度の費用がかかります。
断熱ボードやグラスウールと違い、吹き付けでの施工となるので
継ぎ目がなく効果的に断熱することができます。
●窓の断熱
窓周りは外の熱が伝わりやすい箇所と言われています。
そのため高気密の窓サッシに交換したり
既存の窓の内側にもう1枚サッシを取り付けて二重サッシにすることもできます。
窓のリフォームをすると防音効果も同時に得ることができるためオススメのリフォームです!!
1箇所あたり約10~30万円程度で施工することができます。