まず気を付けてほしいことは”表面温度”と”室温”の違いについてです。
表面温度とはそのまんまの屋根の表面の温度のことを指していて
遮熱塗料の実験結果において、10℃以上の削減効果はこの”屋根の表面温度”のことになります。
そのため”室温”が下がったというわけではないので注意しましょう( ゚Д゚)
室温の上昇を抑える効果は2~3℃と言われています。
悪徳業者は「表面温度」として誇大広告をしてくるので注意してください。
2~3℃と10℃では体感の大きな違いがあるので
悪徳業者に騙された‥なんてことにならないようにしなければなりません。
建物への外気の侵入は屋根からよりも窓・ドアなどの開口部からの割合の方が大きいです。
住まいにおいては屋根と天井の間に断熱材が入っていたり
屋根裏があることで屋根からの熱を遮断する効果があります。
熱の伝導率を抑えたい場合には塗料の力を頼るよりも
断熱材を追加したり、窓を断熱仕様に変えるなどの対策の方が効果を感じやすいでしょう。