1.介護する人・される人にとって快適であることを目指す!!介護リフォームは、介護者がより介護されやすい住まいにするために行うものと思われがちですが
介護は介助者がいてこそできるということを忘れてはなりません。
例えばトイレですが、車いすの方でも出入りしやすいスペースの確保や
介護機が備わったトイレにリフォームしたとします。
しかし粗相の際の掃除や広いトイレを掃除するのも介助者になります。
そのため介助者の視点に立ち、掃除のしやすい工夫がされていることも大切になります。
2.家庭にあったリフォーム内容にする!!
各家庭の住まいの造り・介護内容・介護者と介助者の体の大きさなどが異なるので
介護リフォームのプランは一通りではなくたくさんあります。
また車いすに乗られている方の身体の状況も様々で、自走できる方やそうでない方もいらっしゃいます。
自走できる方の場合、漕ぎ手を壁や手すりにぶつけたりすることのないように
廊下の幅を広くとる配慮が必要になってきます。
同じ車いすに乗った介護者であっても必要とする介護はそれぞれ異なるのです。
3.将来を見据えたリフォーム内容を考えるリフォーム!!
介護の際は不便と感じることが十分に考えられます。
色々考え、将来障害となりそうな箇所を見つけておくようにしましょう。
実際に介護生活が始まれば介護リフォームのことを考える余裕がなくなることもあります。
また、大掛かりなリフォームの場合はリフォームをしている期間中家を空けなければなりません。
介護の度合いにもよりますが、仮住まいでの生活は大変です。
このような事態にならないように早めに検討するようにしましょう。