通常床下は空気の通り道が設けられています。
ベタ基礎の場合、基礎部分と構造体の間に基礎パッキンを挟んで空気の通り道を作り
布基礎の場合は、土台部分に4mに1つ程度の間隔で床下換気口を備えることで空気の通り道を作っています。
このような基礎パッキンや換気口へ自然の風が流れ込むことで
床下の空気が動いて湿気が溜まりにくくなっています。
特にキッチン・浴室・トイレなどの水まわりの下は湿気が高くなりがちです‥。
本来なら自然の風を利用して湿気がこもらないようにするのですが
風の向きを上手に計算していないと湿気が溜まりやすくなってしまいます。
水まわり部分の基礎は、リビングなどと比べるとどうしても細かく区切られることとなり
風が抜けにくくなってしまいがちになります。