上記でお伝えした悪影響が発生している理由は、床下の湿気以外にも考えられます。
例えば断熱性の低い家の場合、室内と室外の温度差によって窓に結露が生じ
この結露が原因となりカビが発生することがあります。
または、室内の風通しが悪いだけかもしれません。
そこで本当に床下に湿気がこもっているのかを確かめるためにも
床下点検口のある家なら、床下の湿度がどれくらいあるのか一定期間測ってみるようにしましょう。
点検口から手の届く場所の床下に市販の湿度計を置いてもいいのですが
より正確に知りたいという方は、点検口から床下に入り水まわりの床下に置き測るようにしましょう。
室内と違って、外気と同じくらいの湿度になる床下は季節や天候によって多少変わってきますが
床下の湿度が1年を通して50%以上あるようなら
床下換気扇・床下換気口などを業者に相談するようにしましょう。
一方、点検口がない・床下に湿度計が置けないなどの場合は
床を剥がさなければ湿度計を置くことができません。
そうなると床下の湿気対策の前にお金がかかってしまうので
床を剥がすなどの大掛かりなリフォームを行う際に床下の状況を見てもらうようにしましょう。