マンションやビルの屋上は一般住宅と比べると施工面積が広いです。そのためコストも大きくなってしまいます(;´Д`)
工事を適した価格で依頼するためには、建物の形状を確認することが大切になります。
マンションやビルの屋上がどの形状なのかを確認しましょう。
①歩行などの使用を目的とした陸屋根型
陸屋根は、傾斜があまりなくフラットの形をした屋上を指します。
鉄骨造をはじめとするマンションやビルに多く採用されています。
フラットな形状なので歩行ができ、エアコンの室外機など建築設備を設置も可能です。
近年では、太陽光パネルの設置増加から一般住宅でも採用が増加してきています。
屋上のスペースを有効利用できる陸屋根なのですが
防水材の上をそのまま歩行してしまうとキズが付いてしまうので
防水の保護・歩行を目的としたコンクリートなどの保護材が必要になってきます。
②歩行を目的としない陸屋根型
屋上に歩行や建築設備の設置を目的とせず、屋根に負担をかけたくないときに用いられる形状です。
①と違い歩行などの目的がないので防水材に保護材を設ける必要がなく防水材が露出していることが多いです。
そのため漏水の発生箇所を見つけやすいという特徴があります。
③勾配がある屋根
上記の①②は傾斜があまりない陸屋根型でしたが
勾配がある屋根は傾斜があり水はけがいいとされる形状になっています。
デザインの一環したマンションやビルに採用されています。
防水工事のメンテナンスサイクルは長いですが、屋根材が破損してしまうと交換の必要があったり
材質によっては定期的に塗り替え工事が必要になってきます。