1.下地材が傷んでしまっている下地材が傷んでしまっている場合は、カバー工法の施工が難しいです。
そのため葺き替えで補修を行います。
葺き替えを施工する際は、必要に応じてルーフィングの張り替えや野地板の補修・補強を
行った後に屋根材を交換します。
屋根材だけでなく下地材のメンテナンスも行うことができるので
住まいの耐久性を高められることが一番のメリットです。
2.以前カバー工法をしている
一度カバー工法で補修した屋根には再度カバー工法で施工することはできません。
すでにカバー工法をしている方は葺き替え工事を行いましょう。
また、屋根勾配に合っていない屋根材を使用している場合は適切な屋根材に葺き替えましょう。
屋根材は種類によって必要とされる屋根勾配も異なります。
勾配に合っていない屋根材を使用していると雨漏りの原因となってしまいます。
3.瓦屋根
重量がある瓦屋根を使用している場合は、軽い屋根材に葺き替えることで耐震性を高めることができます。
逆にスレート屋根・ガルバリウム鋼板屋根から瓦屋根に葺き替えを希望する場合は
建物の構造に強度がなければ葺き替えすることができないので注意しましょう。