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屋根工事コラム
日本瓦とセメント瓦の違いを知っていますか？

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日本瓦

日本の住まいでは昔から屋根には瓦を取り付けるタイプが主流となっていました。

屋根瓦と一言で言っても、日本瓦やセメント瓦など様々な種類があります(*´ω｀*)

見た目にはそれほど大きな違いはないのですが素材・質などには違いがあるのです。

今回は日本瓦とセメント瓦の違いについてお伝えしたいと思います。

様々な種類がある瓦

日本の屋根というと昔ながらの瓦屋根をイメージする方が多いのではないでしょうか。

屋根瓦にもいくつか種類がありセメント瓦という屋根材を耳にしたことはありませんか？

日本瓦と比べると形状や色などでは区別することは難しいですが

メンテナンス方法や耐用年数は異なってきます。

そのためそれぞれの特徴を知り、屋根材に適した方法でメンテナンスをしなければなりません！！

日本瓦とセメント瓦の違いは何？

★日本瓦

日本瓦は粘土瓦・和瓦とも呼ばれています。

粘土を材料として成型されていて、高温で焼き上げられ作られています。

水分の染み込みを防ぐために釉薬と呼ばれるガラス質のうわぐすりをかけて色をつけた陶器瓦と

釉薬をかけずに仕上げる無釉瓦の２つに分けられています。

耐用年数‥約３０年程度で全面の葺き替えを検討する必要がある

メンテナンス‥瓦そのものはメンテナンスしなくてもいいですが下地の漆喰部分の点検やメンテナンスが必要

重量‥非常に重たいため構造躯体を頑丈にしなければならない

性能‥耐火性・断熱性・保温性・遮音性がある

★セメント瓦

セメントと砂などを原料にして加圧成型し乾燥させて表面を塗料で塗装したものです。

セメント瓦そのものには防水性がないため、防水性能を維持するためにも

定期的な塗装メンテナンスが必要になってきます。

塗装をするので様々な色を着色することができるので形状も日本瓦や洋瓦のタイプがあります。

耐用年数‥日本瓦と比べると割れやすく約２０年ほどで全面の葺き替えを検討する必要がある

メンテナンス‥１０年を目安にして塗り替えのメンテナンスが必要

重量‥日本瓦と同じで非常に重たいため構造躯体を頑丈にする必要がある

性能‥耐火性・遮音性がある

最後に・・

このように日本瓦とセメント瓦は原材料と製造工法などの違いがあるのです。

メンテナンスについても同じです(^^)

日本瓦はメンテナンスがほとんど必要ないのですが、セメント瓦は小まめな塗装が必須です。

塗装をしなければ塗膜が劣化して、コケやカビが発生してしまいます。

そしてセメント瓦そのものが劣化してしまい防水性が失われて割れてしまう可能性が高くなります。

このような事態になる前に早めにメンテナンスを行うことが大切になります！！

１０年が目安とされていますが、色褪せしてきたら塗り替えを検討しましょう。

住宅のことでお悩みを抱えている方は、一度お気軽にお問合せください！！

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