●地震や強風の際、ズレにくく落下しにくい従来の瓦は瓦桟と呼ばれる土台に引掛けて並べているだけで
地震や強風などですぐにズレが発生してしまうことがありました。
しかし防災瓦は、特殊なロック構造になっているので瓦同士が結束し合っている仕様になっています。
そして更に釘やビスなどで一枚づつ野地板に固定するため、ズレや落下などの危険性が軽減されました。
●長期間、塗装などのメンテナンスが不要
従来の瓦と同じように防災瓦も耐久性が高く、瓦そのものは30年持つとも言われています。
塗り替えをする必要もないので、コストパフォーマンスに優れています。
●従来の瓦と比べると軽量!!
従来の瓦よりも防災瓦は軽量に作られていて
製品によっては従来の瓦の半分の重さのものまであります。
防災瓦に葺き替えることで屋根を軽くすることができて
地震の際の建物の負荷を軽減してくれることでしょう。
●湿気や結露にも強い
防水性にもこだわって作られた防災瓦は、雨水が流れ落ちやすいように設計されています。
瓦そのものが野地板との間に隙間を作っているので湿気がこもりやすく結露しにくい構造になっています。
●遮音性・断熱性も高い
防災瓦だけでなく粘土瓦も同じですが、音を吸収しやすくなっています。
そのため激しい雨音などをシャットアウトしてくれます。
また、熱を蓄える容量が多く野地板・小屋裏に熱が伝わることを防いでくれます。