●屋根の防火性能都市計画によって屋根の防火性能が定められている地域があります。
このような指定地域内では、防火性能を持った屋根材が使用されていることが大半なのですが
古い建物や指定区域外の建物の場合、防火性能の低い屋根材や構造になっていることがあります。
屋根材や構造の防火性の低い建物には屋根の防火性能を向上させるリフォームが効果的でしょう!!
●外壁の防火性能
屋根と同じで、外壁に関しても防火性能基準に差があります。
しかし火災は、どのような地域であっても起こる可能性がある災害なのです。
防火地域の指定に関わらず、外壁の防火性能が低い建物は
高い防火性能を持った外壁材にリフォームされることをオススメします。
●玄関や窓の防火性能
外壁と共に火災の影響を受けやすいのが、玄関や窓の開口部になります。
玄関は基本的に前面道路に面していることが多いため
防火上の課題となりやすいのが窓になります。
住まいのリフォームを行う際は、一度窓の防火性能を確認してみてください。
防火性能が低い場合は、防火性能を高めるための窓リフォームを検討しましょう。
●軒下の防火性能
火災対策で見落としてしまいがちなのが‥軒下の防火性能です。
屋根や外壁の防火性能は確保されているのに、軒下材の防火性能が低くなっていることがあります。
そのため住まいのリフォームを行う際は、忘れずに軒下材の防火性能も確認するようにしましょう。