住まいの内装は天井・床・壁で構成されています。
このうち大きな面積で常に体に触れる床から、まずは考えていきましょう。
現代の日本の住宅では居室・リビングなどの洋風の床にはフローリング材が広く普及しているのですが
ナチュラルな床材というと「無垢フローリング」になります。
無垢材とは、天然木の丸太から直接使用する形状に切り出した木材のことを指し
無垢材のフローリングは一枚板の床材になります。
これに対し、合板の上に薄い無垢の板や木目をプリントしたシートを貼り付けた複合フローリングがあり
こちらが価格もリーズナブルなどの理由から広く採用されています。
無垢材のフローリングの魅力は何と言っても、天然木の風合いとぬくもりのある肌ざわりでしょう。
また、調湿性もあり年数と共に味わいが増していくことも挙げられています。
木の種類によって色・木目・肌ざわりが異なり、天然系ワックスで仕上げると
木が持っている本来の調湿性や素材感を活かすことができます。