①二重窓(内窓)取り付けリフォーム窓の防音対策で一番オススメとなるのが”内窓の取り付け”になります。
従来の窓ガラスの内側に5mm厚以上のガラスを設置するリフォームが
一番防音効果を上げることができます。
10㏈下がると元の音の半分に聞こえると言われていて
5mm厚以上の内窓設置リフォームには約15㏈の減温効果があるそうです。
内窓設置によってナゼ遮音性が高くなるのかというと
外窓と内窓との空間が、音の通り道のクッションのような役割を果たすからです。
住まいの外の音は、外側のサッシや隙間を通り2つの窓のガラスの間で反射します。
この2重になった窓と窓の間を反復することで、穏和された音が室内に聞こえてくるのです。
このことから外窓と内窓の間が広いほど音は伝わりにくくなります。
また、窓を二重にすることで気密性が高くなります。
初めにお伝えしましたが、騒音は空気を伝わって聞こえてくるもののため
気密性が高ければ高いほど音が伝わる経路が遮断されるので、騒音の侵入を防ぐことができるようになるのです。
②防音ガラスに取り替えリフォーム
ガラスそのものを遮音性の高いタイプのものに替える方法になります。
もともと一般的に使用されているガラスは音に弱い素材ですが
そこに登場したのが静かで快適な防音を目的とした防音ガラスです。
防音ガラスは、2枚の合わせガラスの間に防音性の高い特殊な中間膜が挟まれています。
他にも単板タイプの真空ガラスも遮音性・断熱性が高いのでオススメです!!
既存の窓ガラスからの交換も可能で、内窓と併用するとより高い効果に期待することができるでしょう。
注意しておきたいことが防音ガラス以外の複層ガラスには、あまり遮音効果が期待できないということです。