トイレの間取りや広さは各家庭によって異なります。使用される方のことを考え、便器と壁の位置を見極めつつ
使用しやすい場所に適した手すりを取りつけるようにしましょう。
①トイレの出入り口や扉周辺
トイレの出入り口や扉周辺には、開け閉めする際に身体を安定させやすいI字型がオススメです!!
手すりの上端が方よりも上になるように取り付けを行います。
長さは500~600mmが望ましいとされていますが
転倒の不安がある場合は、もっと長い手すりを取り付けると低い位置でも手が届くので安心です。
②トイレ個室内
トイレの個室内に取り付ける手すりは、I字型やL字型がオススメです!!
手すりの縦部分は便器の先から200~300前方になるように設置します。
この位置は、手を前に出した時に体の重心を移動させやすい位置とされています。
手すりの横部分は便座から220~300mmほど上部に付けます。
このとき、トイレットペーパーが取りにくくならないようにホルダーの位置に注意しましょう。