●色褪せ塗装が色褪せしているだけであれば緊急性は低いです。
本来の塗装の色よりも薄くなってきたら表面が劣化していることなので、塗り替えを検討しましょう。
塗装が薄くなっている=塗料の防水機能が低下しているため
放置しているとヒビ割れの原因となってしまうので、あまく見てはいけません!!
●ヒビ割れ
多少のヒビ割れであれば緊急性は低いです。
しかし放置していると雨漏りの原因となるので注意しましょう。
ヒビ割れを見つけたら今すぐということではありませんが塗り替えのサインです。
●塗装の膨れ
塗装の膨れに関しても緊急度は低いです。
しかし防水塗装の表面が膨れている場合、そこから水が浸入しやすくなるため捕手が必要になります。
放置していると塗膜が剥がれてしまう原因になるでしょう。
●塗装の剥がれ
塗装の剥がれは、上記のものと比べると緊急度がグンと高くなります。
防水塗装の表面が剥がれている場合は、水が浸入するため補修が必要になります。
●水たまりができやすい
ベランダに水たまりができていませんか?
「外だから」という理由で放置していると危険です!!
ベランダに水たまりができる場合は緊急度は高くなっています。
本来、下地は排水溝に向かって傾いて作られています。
水たまりができるということは、傾きに問題が発生していることになります。
ベランダや屋上の防水処理の上に水がたまりやすくなっているということは
下地の傾きが確保できにくくなっていると考えられるでしょう。
●下地の剥がれ
緊急度は塗膜の剥がれよりも更に高くなっています。
下地の剥がれは表面だけでなく、防水塗装の下地まで剥がれてモルタルなどが露出している状態です。
つまり‥防水機能が完全に失われているということになります。
●雨漏りを起こしている
緊急度は非常に高いです。
屋根・ベランダから雨漏りを起こしている場合は、防水塗装や下地に問題がある可能性があるため
原因箇所を早急に特定しなければなりません!!
放置していると住まいそのものの内部構造が雨水に侵食されてしまうので
住まいの寿命を縮めてしまう恐れがあります。
雨漏りを発見した場合は、すぐに業者に点検してもらうようにしましょう。