①高い耐久性を誇る日本瓦日本瓦の一番のメリットは、コストパフォーマンスが高いということが挙げられます。
屋根材の中では最も長持ちします。
不燃材料のため耐火性に優れているというだけでなく断熱性・遮音性も高くなっています。
また、デザイン性に優れているので日本家屋との相性はバツグンでしょう。
しかし重量があるため地震の揺れに弱く、強風の際には瓦がズレてしまうことも‥。
近年は施工できる職人が少なくなり工事が高額となることがあります。
②たくさんの形と色が選べるセメント瓦
上記の日本瓦と比べると和風・洋風・フラット型と、たくさんの形状があるのが魅力の一つです。
カラーバリエーションも豊富にあるので、個性を出すこともできます。
品質も安定し耐火性にも優れています。
ただ、セメントなので防水性がなくセメント部分が水で洗い流されてしまうと砂の部分が出てきてしまいます。
このような状態になってしまうと塗装などのメンテナンスでは
修復することが難しくなってしまうので葺き替えを検討しなければなりません。
③軽く低コストなトタン
トタンは他の屋根材と比べると非常に低コストになっていて、塗装で好きな色にすることも可能です。
そして軽いので建物の負担を軽減してくれます。
屋根のコストを抑えたいという方にはオススメの屋根材です!!
欠点は、他の屋根材と比べると防音性が低いので雨音がうるさく感じてしまうことです。
また鉄材のためサビやすく雨漏りの可能性もグンと高くなってしまいます。
サビや雨漏りを起こさないためにも定期的なメンテナンスが必要になります。
④シンプルで色が豊富なスレート
現在最も主流となっているのがスレート屋根です。
カラーバリエーションも豊富で、形や模様もたくさんあるので自由度が高いことが選ばれている理由ですね。
軽量なので施工性・耐震性に優れていて多くの業者が施工可能となっています。
欠点として挙げられていることは暴風雨に弱く、隙間から雨水が入り込みやすいということと
雨水が滞留してコケやカビが生じやすくなる、災害や積雪によって割れてしまうことです。
また、定期的な塗装が必要になるでしょう。
⑤耐久性・デザイン性を兼ね備えているガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は金属のため、重たいというイメージを持たれる方がいらっしゃるのですが
ガルバリウム鋼板の重さは日本瓦の1/6と非常に軽いため、耐震性に優れています。
そしてサビにくい金属になっているので耐久性・耐蝕性と機能面が充実しているんです。
デザイン性もあるのでオシャレな住まいを目指されている方にはピッタリな屋根材ですね。
ただ断熱性・遮音性に関してはあまり高くなく
キズに弱い素材のため施工できる業者も限られ、費用も高くなってしまうでしょう。