●高所作業になるので危険が多い屋根修理をDIYで行うデメリットとして初めに挙げられることは、危険性が高いということです。
外壁の補修と違って屋根は高所での作業になるので、落下してしまうリスクが考えられます。
ケガだけで済んだらいいのですが、最悪の場合は命を落としてしまうことも‥。
そのため少しでも不安を感じられるようであれば、DIYで修理しようとせずに
信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
●業者に依頼したほうが安価になることがある
DIYで修理したほうが費用を抑えることができると考える方が多いですが
それは適切な方法で修理ができた場合のみ、抑えることができたということになるでしょう。
屋根の状況・方法にもよりますが経験が全くない方が
適切に行うことは難しいといえるでしょう!!
DIYでの修理を失敗してしまうと業者に依頼してやり直してもらうことになるため
二度手間になり費用を抑えるつもりだったのに増えてしまうことになってしまうでしょう。
●屋根を傷つけてしまうことがある
DIYで修理をしようとした方から
「屋根に上った際にバキッと音がしたので見たら屋根材が割れてしまった」
というお問い合わせをいただいたことがあります。
屋根材の種類にもよりますが、スレート屋根は割れやすいため注意しなければなりません。
修理する必要がなかった箇所が割れてしまうと、余計な作業と費用がかかってしまいます。
簡単だと思っていても思わぬところに落とし穴が潜んでいるのです。
●近隣からのクレームがくることもある
業者が作業をしているわけではないため近隣が不安がりクレームを入れてくるケースもあるようです。
養生作業は意外と難しく、近隣の住まいや車に塗料が飛散してしまうことが考えられます。
また、作業音や塗料のニオイなどで近隣に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
●二次被害が起こることもある
古くなった瓦の取り換えを適切にしたつもりでも、経験がない方が修理を行った場合
しっかりと瓦が固定されていなかったというケースもよく耳にします。
しっかりと固定されていなければ強風などの際に飛ばされたり落下する危険性が高くなります。
落下した瓦が通行人などを直撃してしまうと大変なことになってしまいます‥。
●保険が適用できなくなる可能性がある
自然災害によって住まいに損害が出てしまった場合、補修に火災保険が適用されることがあります。
火災保険によって業者に依頼した場合の自己負担費用が軽くなります。
しかし、DIYで補修をしてしまうと、火災保険を適用することができなくなることがあり
リスクが大きくなってしまうので注意する必要があります。