1.再塗装軒天材そのものまで劣化が進行していない比較的軽度な状態であれば、再塗装の修理だけで済みます。
不具合のある塗膜を取り除き、クギなど鉄部品にサビ止めを行い下地を整えます。
下地を整えたら下塗り・中塗り・上塗りと塗料を塗っていきます。
使用する塗料によって異なりますがカバー工法や張り替えと比べると
修理費用は安く済ませることができるでしょう。
2.カバー工法
既存の軒天材に新しい軒天材を重ねて張ることがカバー工法です。
重ねて張るので撤去作業がないので、施工期間も短く費用も抑えることができます。
耐火性・耐久性も高くなり、見た目もキレイになるのでオススメです。
しかし表面だけでなく内部構造が劣化してしまっている場合は
既存の軒天を取り外さなければならないためカバー工法で施工することはできません。
3.張り替え
既存の軒天材を取り外して新しい軒天材に張り替える修理方法になります。
軒天の劣化が激しい際に行う修理方法です。
撤去作業に加えて新しい軒天材に合わせた建材の加工が必要になるので
費用はどの修理方法よりも高額になってしまいます。
DIYでの修理について‥
木材系の軒天の場合、劣化の度合いによっては塗料が密着せず剥がれてしまうことがあります。
そのためDIYで再塗装する際は、下地の状態を把握しなければなりません。
また、軒天は狭く常に上を見ての作業になるので慣れていなければ危険といえるでしょう。
挑戦してみようと思われる方もいらっしゃるかと思いますが
事故を引き起こしたり失敗してしまうこともあるので業者に依頼することをオススメします。