雨漏りが発生しても、はじめはシミが発生する程度で特に深刻な問題は起こっていないからと放置される方が多くいらっしゃいます。
雨漏りの厄介なところは雨が降るたびに雨漏りを起こすわけではないというところです。
そのため、雨漏りが1回起こったとしても毎回雨漏りを起こさなければ
大きな影響はないと考えてしまうのです(T_T)
でもちょっと待ってください!!
その考え間違っています!!
雨漏りの被害が目に見えてわかるようになっているということは
もうすでに建物に対して何かしらの悪影響を及ぼしている可能性が高くなっているんです。
屋根からの雨漏りでも外壁からの雨漏りでも
雨水が浸入してきたからといってすぐに雨漏りが起こるわけではありません。
多くの場合、天井裏などの隙間から雨水が浸入して許容範囲を超えて初めて雨漏りになります。
なので雨漏りが目に見てわかるようになっている状態ということは
見えないところで雨漏りが起こり、症状が隠せないほど酷くなって表面にでてきたということになります。
そして雨漏りがもたらす被害の中でも一番深刻な問題となるのが木造部分の腐食です。
雨漏りを起こし湿度の高くなった状態が長期間続くと、木造部分は腐食してしまいます。
腐食が進行すると建物の重要な部分の耐久性を低下させてしまい
最悪の場合は倒壊の恐れも出てきてしまいます。
このような状態を避けるためにも、雨漏りを発見したらまず原因の調査をしましょう。
そして現状の家を確かめる必要があります。
雨漏りはすぐに住宅が壊れるような原因にはなりにくいのですが
少しづつ耐久性を低下させていき最終的には倒壊させてしまう原因になってしまうのです。