サッシの色は外側と内側の2箇所を決める必要があります。外側は住まいの外観、内側はインテリアに影響するのでそれぞれの雰囲気に合わせて選びましょう。
1.外側(外観視)
外側は基本的に外壁と似た色を選ぶようにすることがポイントです。
外壁が白であればサッシの色も白色にしましょう。
住まいによっては、複数の色を使用した外壁にされている家庭もありますが
この場合は複数の色のサッシを選ぶことができます。
外壁とサッシに合う色がない場合は、どのような外壁とも相性のいいシルバーがオススメです。
白い外壁であっても色味によっては白が浮いてしまうことがあるので
この場合もシルバーにすることをオススメします!!
また、シルバーは手入れしやすいという特徴も持っています。
白や黒は汚れが目立ちやすく、手入れの手間がかかることが考えられます。
外側のサッシを選ぶ際は、見た目ももちろん大切なんですが
手入れの手間についても考えるようにしましょう。
窓のデザインを強調したいという方は、外壁とは違う色を選ぶことで強調することができます。
しかし無理のある組み合わせもあるので注意しましょう。
2.内側(内観視)
外観と同じで住まいのインテリアに合う色を選ぶようにしましょう。
和室やリゾート風の部屋には濃い色を、木目であればどのような部屋とも相性がいいです。
サッシの内側を選ぶ際に覚えておいてほしいポイントが
”窓サッシにはサッシの他に窓枠がある”ということです!!
窓枠もフローリングも自然の木を使用したものだと木目色を選びたくなりますが
木製サッシでない場合はあまりオススメはしません。
自然の木は経年と共に色が濃くなるのですが、サッシの木目は変化しないため不自然になってしまいます。
そのため窓枠の経年変化のことを考えて濃い目の木目色か白色のサッシがいいでしょう。
また、意外と合わないのが同系色になります。
同じ色であれば問題はないのですが、微妙に色が違う場合や素材の違いで光沢があったりすると
この少しの違いが違和感となってしまうので注意しましょう。