お風呂の床には勾配がある?~勾配が付いている疑問。
「お風呂の床に勾配ってついているの?」と思わるかもしれませんが
まっすぐに見える床でも、ほとんどのお風呂には勾配が設けられています。
勾配は排水口に向かって設けられていて、この勾配がないと上手く排水されず
いつまでたっても床が水で濡れた状態になってしまいます(;´д`)
今回は浴室の床に設けられた勾配についてお伝えしたいと思います。
海外のホテルなどには勾配のない浴室があるのですが
これは、乾燥している地域だからこそできることです('ω')ノ
高温多湿とされる日本では、しっかりと床に勾配を設けていないと
いつまでたっても排水されずに床が濡れた状態になってしまいます!!
そして更に床の水には石鹸カスや皮脂などの汚れが混ざっているので
水が溜まったままになっているとカビ・細菌が繁殖してしまい衛生的にもよくありません。
キレイなお風呂にするためにも勾配は必要不可欠なのです。
水は重力によって低い方へと流れるため勾配を設けることで
浴室の床をキレイな状態で維持することができるでしょう。
勾配があることでキレイなお風呂を維持できることを理解してもらえたかと思いますが
体感できるほどの傾斜があると違和感があり、滑りやすくなってしまいます。
問題なく使用するために適した勾配は”1/50~1/100”とされています。
この勾配の割合が適切だとされているのですが、法律や条例で定められているわけではなく
下水管の勾配がこの数字に定められていて
これくらいの傾斜があればきちんと水が流れるためひとつの目安とされているようです。
一般的な床材には、なめらかな素材を使用しているため基本的には1/100ほどの勾配があれば
床面に水が溜まるということを回避できるでしょう。
以前、浴室の床に水が溜まる理由として排水管だとお伝えしましたがそもそも勾配が設けられていなかったり、適した勾配でなければ水は流れないでしょう。
このような場合は、定期的に排水口の掃除をしても意味がないので
業者に確認してもらい必要があればリフォームを行いましょう('ω')ノ
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