●戸車が合わない戸車の位置はサッシごとに緻密な設計のもと取り付けられているので
間違った方法で取り付けてしまうとスムーズに開閉することができなくなってしまいます。
間違った状態で使用し続けるとサッシ自体も傷んでしまうでしょう。
自分で戸車を取り付ける際は取り付けに注意して行うようにしてください。
●耐荷重性能が低い
サッシメーカーの純正の戸車は
標準窓の場合「窓一枚に戸車二個で約50㎏」まで耐えることができるように設計されています。
しかし市販の戸車の場合、取り付けが簡易なことから10~30㎏程度までしか
耐えることができないものがあります。
●窓が落下してしまう危険がある
市販の戸車を取り付けると、メーカーの設計よりも窓の建て込み位置が高くなります。
重心が上がることでサッシを開閉する度に窓が外れやすくなり
落下してしまう危険性が高くなるので注意しましょう。
●隙間風が増え断熱性が低くなる
サッシと合わない戸車を取り付けてしまうと隙間が生じてしまいます。
断熱性・気密性の高いサッシであっても、隙間が生じてしまうと快適な温度の空気を逃がしてしまったり
雨水が窓の内側に侵入してきたりしてしまいます。
サッシの機能を活かすためにも適した戸車を取り付けましょう。