●浴室内の窓やドアを開けない換気というと窓やドアを開けるイメージがあるためか、開けながら換気扇を回される方が多いです。
しかし、これは換気の効率を落とすことと除湿スピードも落としてしまっているんです。
換気を効率良く行うためには、浴室全体に空気の通り道を作ることが大切になります。
窓やドアを開けてしまうと空気が循環してしまい
空気が行き届かない箇所が出てきて湿気が残りやすくなってしまいます。
また、湿気の残っている状態でドアを開けてしまうと脱衣所にまで湿気が行き渡り
カビが発生してしまう可能性も出てきます。
浴室が密閉されていると湿気の逃げ道がなくなり、効率的に外へ排出することができるでしょう。
密閉することですぐに湿気を排出して、カビの発生のリスクを下げることに繋がります。
ただ、換気には新しい空気が必要となりなります。
浴室ドアのガラリと呼ばれる隙間は、空気の取り込み口となっているので
塞いでしまわないように注意しましょう!!
●空気の通り道をキレイにする
空気の通り道が汚れてしまっていると、換気の度に汚れをまき散らしてしまいます。
上記でお伝えしましたが、浴室ドアに設けられているガラリという隙間は
湿気が溜まりやすく掃除しにくい箇所になっていて
お風呂場にはこのような箇所がたくさんあります。
ガラリなどの空気の通り道にカビが生じてしまっていると
カビの原因となる胞子が換気の際に空気と一緒に循環してしまいカビを発生させてしまいます。
入浴後は全体にシャワーをあて汚れを落とし、カビの栄養源を残さないようにしましょう。
24時間換気をすることで常に湿気は外へと排出される状態になりますが
経年と共に換気扇はドンドンと汚れてしまうでしょう。
換気扇もカビが繁殖しやすい箇所のため、月に1度掃除機でフィルターの汚れを取りましょう。