ベランダ防水を行うメリットは住まいを長く維持することができることが挙げられます。
防水処理を怠り、そのままま放置していると雨水が建物に侵入してしまい
柱を腐食させてしまったり骨組みがサビたりしてしまいます‥。
最終的には天井にシミができ、雨漏りが起こってしまうでしょう。
ベランダ防水の方法には大きく分けて3つあります。①塗膜防水
塗膜防水はウレタンやFRPなどの素材を塗り付ける方法で
どのような下地にも密着して継ぎ目のない仕上がりにすることができるのですが
経年劣化があるため定期的に塗り替えを行わなくてはなりません。
②シート防水
シート防水は合成ゴムや塩化ビニールの膜を貼り付ける工法で
軽量で伸縮性がありコストも安いというメリットがあるのですが
継ぎ目部分から水が漏れやすく、頻繁に上を歩く場合には向いていません。
③アスファルト防水
アスファルト防水はアスファルトを染み込ませた素材を熱などで貼り合わせる工法で
耐久性は高いですが、端の処理が難しいことや施工時にニオイを発生させることなどから
現在ではあまり使用されなくなっています。