店舗の現状回復工事は看板や設備の撤去や床・壁・天井の修繕などの内装解体工事や
建物の構造だけの状態にするスケルトン工事や
工事の際に出てくる廃棄物を処理する廃棄物処理などがあります。
その他にもガス・電気・水道・電話回線などの設備工事も行います。
店舗などの事業用の賃貸契約では、ガイドラインとは別に契約内容を
貸主と借主の当事者間で決めることができる特約を定めることができるようになっています。
そのため借主の現状回復義務の範囲が広くなってしまうことがあるので
契約書の内容をしっかりと確認して、トラブルにならないようにしましょう。
また、店舗などでは厨房などを設置していることもあるので、建物が傷んでしまうこともあります。
一般的な現状回復は通常の使用によるものと判断できず
明らかに手入れ不足によるものだと判断された場合、借主が現状回復工事をすることになっています。
タバコのニオイやヤニ・油汚れ・床の破損がそれにあたります(*_*)
はじめにもお伝えしましたが、入居時に写真を撮っておくと現状回復工事の際に役に立つので
必ず写真を撮るようにしましょう。