★瓦・スレート屋根台風の強風などで瓦やスレート屋根に飛来物があたるとヒビ割れしてしまうことがあります。
このヒビから雨が染み込み雨漏りの原因になってしまいます。
基本的に新しい瓦やスレートに交換し、コーティングするだけなので
安価に修理することができるでしょう。
瓦を固定する漆喰は屋根材よりも寿命が短いので
雨漏りの原因の箇所のひとつでもあります。
古い漆喰を取り除き、新たに漆喰を塗り直すのですが
細かい作業が必要で腕のいい職人の仕事となるため少し費用は高額になります。
★棟板金
棟板金はスレート屋根の最上部に被せる金属の山形をした板のことです。
棟板金から雨漏りをしている場合は浮いたりして寿命となっていることがあるので
ヌキ材と棟板金の交換を行います。
足場を組む必要がありますが、修理は2日程度で済むでしょう。
★谷樋
2つの屋根面が接する部分に設置される樋のことを谷樋と言います。
谷樋は水が集まってくる場所なので腐食しやすい材料のひとつとなっています。
谷樋に穴が開いてしまった場合は寿命となっているので全て交換します。
瓦やスレートを一部外すことになりますが、半日から1日程度で修理することができるでしょう。
★ベランダ
意外と見落とされるのがベランダの亀裂です。
ベランダ外装の亀裂から雨水が染み込んで雨漏りに繋がることがあります。
修理は簡単で防水コーティングを行うだけで雨漏りを止めることができます。
★外壁
雨漏りが起こるのは屋根からだと思われがちですが、外壁からも染み込んで雨漏りになることがあります。
外壁にクラックが入っていたり、塗装が剥げていたりすると
その部分から雨水が建物内部に入り込んでくることがあります。
再塗装で2週間程度、サイディングの重ね張りで10日程度かかります。
★窓
建物を建てたばかりや、建ててから数十年経過している場合は
窓から雨漏りを起こしてしまうことがあります。
窓枠を固定しているコーキングの寿命は10年とされています。
10年経過したらすぐに雨漏りを起こすわけではありませんが
劣化は始まっているので、いつ雨漏りを起こしてもおかしくありません。
足場を組む必要がない再コーキングなら1日程度で修理することができます。