●手すりの取り付け手すりの取り付けは、バリアフリーリフォームの施工内容の中で一番多く行われているものです。
手すりの主な設置場所は廊下・階段・トイレ・浴室で場所によって手すりの種類や高さが異なります。
”手すりの高さや太さが合わない”などのトラブルも報告されているので
事前にしっかりと確認することが重要になります。
設置する高さについては、介助が必要な方の腰骨あたりに設置します。
トイレの場合は便座に座った際に腰の高さにくるようにします。
太さに関しては親指と人差し指の間に指一本分の余裕ができるのが理想とされています。
温度の変わりやすい金属の手すりはあまりオススメしません。
●段差の解消
段差につまづいて骨折して寝たきりになってしまうことも考えられます。
開き戸の沓摺りは意外と簡単に行えます。
和室の襖の敷居などによる段差は、フローリングのかさ上げ・下げが必要になってきます。
かさ上げ・下げによって別の部屋との間に段差が生じてしまうことがあります。
水周りは段差を解消することによって水が入りやすくなってしまうので
排水ピットを設置する必要があります。