1.経年劣化している屋根の一部を補修する程度であれば数万円で済むこともあるのですが
すでに寿命を迎えているような場合は、屋根の葺き替えが必要になります。
屋根の葺き替えをするには100~300万円程の費用が発生します。
屋根の種類にもよるのですが、トタン屋根は早ければ10年経過した時点で寿命を迎えてしまうことがあります。
また、長持ちすると言われている瓦屋根でも下地が数十年で寿命を迎えてしまいます。
このような場合は一時しのぎで修理をしても別の場所から雨漏りしてしまうことがあるので
費用が高くても全面葺き替えを行うようにしましょう。
2.大掛かりな調査をしたとき
雨漏りの経路がわかりづらい場合は、サーモグラフィ調査のような費用が高い調査をすることがあります。
調査の種類と費用は以下の通りです。
●散水調査‥0~30万円
●サーモグラフィ調査‥10~40万円
●発光液調査‥5~20万円
●解体調査‥5~10万円
雨漏り修理を依頼する際は散水調査くらいなら無料で調査してくれる業者もありますが
他の調査に関しては作業費や機器を使用する費用が発生するため
通常よりも修理費用が高くなってしまうことがあります。
3.雨漏りを放置してたとき
雨漏りは発生してすぐであれば数万円で直すことができますが
放置していると柱の腐食が広がってしまい、大掛かりな補修工事が必要になってきます。
費用は被害の拡散具合にもよりますが10万円程で済むはずだったのに
放置してしまったために100万円以上かかってしまったというケースが多くあります。