以下がふすまの種類なので、ふすま選びの参考にしてみてください。1.本ふすま
本ふすまは、日本にある昔ながらのふすまです。
反りやねじれなどに強く、何度でも張り替えが可能です。
すべて職人による手作業で仕上げられているので、長く使用できる本格的なふすまになります。
2.量産ふすま
何度も張り替えが可能な本ふすまに対して、量産ふすまは4回くらいしか張り替えができません。
本ふすまよりも安価で、手軽に取り入れることがメリットとされています。
量産ふすまには以下のような種類があります。
●チップボールふすま
本ふすまの下張りの部分にチップボール(厚紙素材)が用いられています。
本ふすまよりも耐久性に優れていて、ふすま紙への張り替えが可能です。
●発砲プラスチックふすま
プラスチックの発泡体を芯材として、下地にチップボール紙とアルミ箔が張られています。
ふすま枠は、ボンド付けしているので取り外すことはできません。
軽量で取り扱いも簡単で安価なことから、近年は多くの住まいで取り入れられています。
●段ボールふすま
3~5層ほどの段ボールの芯材を用いて、段ボールの両面には湿気防止用のアルミ箔が張られています。
発砲プラスチックふすまと同じで、枠はボンド付けされていて
強度はないのですが安価なので取り入れやすいです。
しかし、傷みがひどくなってきた場合は張り替えではなくふすま自体の交換になります。
●戸ふすま
下地には組子の上に厚めのベニヤ板が張り付けられているので、丈夫ですが重たいです。
和室と洋室の仕切りに使用されていることが多く
和室側にはふすま紙、洋室側には壁紙などを貼り付けます。