はじめにお伝えしましたが、ふすまの用途によって名前が異なり主に3つの用途によって区別されてます。それぞれ詳しく紹介しますね♪♪
間仕切り
間仕切りは部屋と部屋を仕切るために使用されるふすまになります。
ふすまの両面が部屋に面しているので、両面にふすま紙を張らなければなりません。
戸ふすまも間仕切りとして使用されますが、主に和室と洋室を仕切るために使用されることが多いです。
和室側にふすま紙、洋室側には壁紙を張ります。
押し入れ
押入れは片面だけが部屋に面しているので、片面のみにふすま紙を用いります。
裏側には雲華紙(うんがし)と呼ばれる裏張り専用の紙を張ります。
普段は見えない部分となっていますが、裏張りが破れたりしていると
ふすまの開け閉めがスムーズにできなくなり本体が傷んでしまいます。
そのため表側と同じでメンテナンスが必要になります。
天袋と地袋
天袋は押入れの上の小さなふすまのことを指します。
また、床の間の脇の違い棚の上部に取り付けられる小さな収納棚も天袋と言います。
地袋は、天袋と共に違い棚を構成し下部に取り付けられた収納棚のことを指します。