サイディングのメンテナンス方法には3つの種類があります。どのような方法でメンテナンスを行うのが正しいのかについてお伝えしますね。
●張り替え
サイディングが寿命を迎えた際に行うメンテナンス方法が張り替えです。
既存のサイディングを全て取り除いて、新しいサイディングを張り付けます。
そのときシーリングも施工しますが、サイディングが既に塗装されているので再塗装はしません。
張り替えは外壁を新しくするので住まいの外観が生まれ変わることはもちろん
雨水が染み込んでくるというトラブルも回避することができます!!
更に外壁を撤去する際に、壁の内部にトラブルが発生していないかも確認することができます。
●塗装
通常のメンテナンスで行うのが塗装です。
塗装は紫外線や雨や風などから外壁を守りますが、外に晒されているので劣化してしまいます。
そのため7~10年で再塗装が必要になります。
洗浄で汚れを取り除いた後に、下塗りをして上塗りを行います。
足場を組む必要がありますが材料費があまりかからないので、比較的安価でしょう。
また、機能性のある塗料を使用することで断熱性や防水性を高めることもでき
従来と違う色にすることで住まい全体の雰囲気を変えることも可能です。
●シーリング処理
シーリングはサイディングよりも劣化するのが早いため
塗装と同じで7~10年で打ち替えが必要になってきます。
業者によっては打ち替えでなく増し打ちすることもあるみたいですが
増し打ちは長持ちしないので、打ち替えでシーリングを新しいものにしましょう。
シーリング処理を行うと当然ですが防水性が高くなるので
サイディングだけでなく住まいそのものの寿命を延ばすこともできるでしょう。
ただ、シーリングだけではサイディングの劣化を防ぐことができないので
同時に塗装を行うことをオススメします!!