1.補修や設備の入れ替え一番シンプルな改装は劣化した部分の補修や、古くなった設備の入れ替えです。
壁紙や塗装は10年ほど経つとどうしても劣化してしまいます。
他にも飲食店などの床面に施されている防水加工は、劣化すると防水効果が低下します。
電気を使用した設備や機器に関しても、多くのものが10年が寿命とされています。
補修や設備の入れ替えは難しい作業ではないので、比較的短時間で工事は終わります。
壁紙の張り替えだけなら1日で終わることも多いため
休業日に工事を済ませることができるでしょう。
2.店舗のデザイン変更
店舗のデザイン変更は魅せの雰囲気を変えたいときに行います。
基本的に壁紙が古くなったときに合わせて、今までとは違う色や柄にしたり塗り替えたりします。
壁紙を替えるだけであれば低予算で雰囲気を変えることができますが
テーブルや椅子などの家具を交換するとなると多くの費用がかかるでしょう。
今のお店が繁盛しているのであれば、店舗のデザインを変えるにしても
そんなに大きな変更をしなくてもいいでしょう。
逆にお客さんが減っているのであれば、デザインやレイアウトを一新することで
新規のお客さんが来店することに期待できるでしょう。
3.フルリニューアル
上手くいっているように見えるお店であっても、時間が経過すると見慣れてしまうものです。
固定客は新しい店に惹かれて客足が遠のいてしまうことがあります。
このような際は、ゼロからお店を作り直すフルリニューアルがオススメです!!
雰囲気を大きく変えることができるので、メニューや単価を見直すいい機会になりますね。
使い勝手の悪かった部分の改善や、従業員の動線が重ならないレイアウトにすることも可能になります。
しかし、以前の雰囲気を残して置かないと固定客が離れてしまう原因になったりもするので注意しましょう。
4.業態の変更
今の業態で今後の利益の見込めないのであれば、違う業態にすることも一つの方法です。
居酒屋だったのを焼き鳥屋にしたり、パン屋を立ち飲みバルにしてみたりと
少しの継続性を持たせながら新しい業態にすることで売上がアップすることもあります。
業態変更の店舗改装は、フルリニューアルと同じくらい工事に時間がかかってしまいます。
新しい業態に合わせた設備も導入する必要があるので、費用も高額になります。
業態の変更を検討する場合は、しっかりとコンセプトを考えてから実行しましょう。