1.差し掛け増築最もスタンダードな増築方法が差し掛け増築になります。
差し掛けと言う日本語は日常では使用することがないので、あまりイメージできないかもしれませんが
既存の建物に対して壁に寄せかけるように増築する方法を指します。
一般的には1階に部屋やキッチンなど、空間を新たに継ぎ足したい場合に用いられます。
既存の住まいと接する部分だけしか解体せずに済むため
工事期間も短く費用も抑えることができます。
2.おかぐら増築
おかぐら増築は平屋の住まいに対して、2階を増築する際に用いられます。
既存の住まいの屋根を撤去し、その上に2階部分を継ぎ足す方法になるため
1階の強度が不足している際は梁や柱の補強も行い2階部分を増築します。
補強に費用がかかるので差し掛け増築よりもコストは高くなります。
3.取り壊し増築
取り壊しと聞くと、建て直しのことだと思われる方が多いですが
正確には「建物の一部」を取り壊しする増築方法になります。
1階も2階も増築したい場合は、建物の壁も屋根も部分的に取り壊した上で増築を行います。
このことを取り壊し増築と言います。
買いたい範囲が広く、更に新たな補強も必要になるので
リフォーム費用が高額になってしまいます。